教職員から見た太陽

3年目の景色 亜里沙教諭(太陽第一幼稚園)×美紀教諭(太陽第二幼稚園)

「石の上にも3年」が過ぎました。実際に働いてみてどうですか?

亜里沙教諭:
他園で働く友達から聴く情報で感じることは、太陽では子ども達のために教員達が日々学ぶという空気に満ちていて、みんな向上心が高いということです。
美紀教諭:
園も教職員が学ぶことをすごく応援してくれていて、例えば、早苗園長(理事長)は「学びたい研修があったら費用は相談に乗るから提案してね…」と言ってくださいます。
亜里沙教諭:
幼稚園には研修の案内がすごくいっぱい来るんですけど、「行きたい人はどうぞ」というスタイルで回覧します。そこで、学びたい研修があれば手を挙げて参加します。

これまで自主的に参加した研修はありますか?

亜里沙教諭:
私はネイチャーゲームという自然体験プログラムのリーダーの資格を取りました。園庭や園外で子ども達と遊ぶときに、「役立つかなぁ~」と思って参加しましたが、取ってみたら遊びに役立つ以上の意味がありました。
美紀教諭:
それぞれが色々な研修に行くので、その話(報告)を聞くのも楽しいです。自分も一緒に参加して学んだような気持ちになります。

太陽幼稚園は先生達の年齢バランスも良く、職員室での学び合いも多そうですね。

亜里沙教諭:
本当にその通りです。先輩方は、ひとつひとつを丁寧に順序立てて教えてくださいます。「背中を見て覚えろ」ではなく、細かく「なぜそうしないといけないのか」を理論的に学べるので、理解がしやすいし、ほかのことにも応用できます。これは早苗園長の方針でもあると思いますが、太陽の歴史の中で受け継がれて来ているものだと感じます。
美紀教諭:
もちろん優しく教えてくださるだけでなく、時には指摘されることもありますが、「私も同じだったよ」と寄り添って伝えてくれます。

3年たつと、見える景色も変わってきましたか?

亜里沙教諭:
就職する前は「とりあえず3年」というのがありました。でも、3年目を迎えて思うのは、「幼稚園の先生って本当に奥が深い」ということ。まだまだ手探りの部分ばかりなので、学びたいことがたくさんあります。自分の想像していた3年目とはちょっと違いました。
美紀教諭:
私も、まだまだ成長できる手応えがあります。最近ようやく、自分を振り返る余裕もでてきました。
亜里沙教諭:
1、2年目、特に1年目は毎日が精一杯でした。覚えることだらけで、家に帰っても一息つくなんてできませんでした。
美紀教諭:
毎日子ども達と向き合いながらも、今度はこうしよう、来年はこうしようと、少し先のことが考えられるようになりました。良い意味で、慣れてきたのだと思います。

3年目は同期がとても仲がいいと聞きました。

亜里沙教諭:
確かに同期は仲がいいです。時には飲みニケーションで同期の情報交換をしたりします。話しているうちに「太陽はこうあるべきだ!」というような熱い話もしますね。
美紀教諭:
みんなで集まったら、話すのは幼稚園や子ども達のことばかりです。話が尽きないです。「太陽はあったか家族」っていうことばがあるんですが、本当にそんな感じです。こうやって話している今も、本当に太陽幼稚園に勤めて良かったなあ、と心からそう思います。